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環境ニュース[国内]

ドイツ 2014年のドイツの温室効果ガス排出量が3年ぶりに減少

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2015.04.16 【情報源】/2015.03.31 発表

 ドイツ連邦環境省は、2014年のドイツの温室効果ガス排出量が3年ぶりに減少したことを公表した。これは連邦環境庁の算出に基づくもので、減少量は4.3%(CO2換算で4100万トン強に相当)であった。これにより、2014年の総排出量は9億1200万トンとなり、2010年以降で最も低い数値となった。基準年である1990年比では27%減となった。排出量削減の最大の要因は、暖冬により熱需要が減ったことから化石燃料の使用量が少なかったことが挙げられている。また、総電力消費に占める再生可能エネルギーの割合も前年比から増加し27.8%となった。部門別では、エネルギー部門の排出量は6%弱削減、一方で交通部門は燃料費の低下から個人および商業用交通量が増え3%以上増加した。廃棄物部門では、有機廃棄物の埋め立て禁止の影響でメタンガスの排出が減少した。農業部門では一酸化二窒素に排出が増加した。産業部門におけるFガスの割合には変化はなかった。
【ドイツ連邦環境省】

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