一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

リコー、新入社員研修で震災被災地の漁業復興支援を実施、南三陸町で養殖作業

環境一般 CSR】 【掲載日】2015.04.17 【情報源】企業/2015.04.15 発表

 リコーは、新入社員に対する研修の一環として、東日本大震災被災地の漁業復興支援活動を実施する。宮城県南三陸町で地元の漁師とともに、ワカメ、メカブの出荷や養殖関連の作業を行う。197人の新入社員を2つのグループに分け、4月20〜24日と、4月27日〜5月1日にそれぞれ4泊5日の日程で取り組む。前半に88人、後半は109人が参加する。
 リコーは震災翌年の2012年度から新入社員研修に被災地支援を取り入れている。活動を通じて困難と向き合っている被災地の役に立つとともに、体験を通した学び、気付きを社会人生活に生かしてほしい、との思いで始めた。南三陸町は漁業が町の基幹産業になっているものの、担い手が不足していることから毎年継続し、今年で4年目だ。
 昨年までの研修で漁師からは「一番忙しい時期に来てくれて助かる」「研修生と話すと心の底から笑えて楽しい」などの感想が寄せられた。参加した新入社員は「テレビで感じられない何かを自ら学ぶことができた」「普通の生活ではできないことが経験できた」などと話し、リコーは研修が気付きや学びの場になっていることを確認している。
 今回は、漁協や観光協会から新たに研修運営への協力が得られた。世界の紛争地や災害地域で自立支援を手掛けるNPOの交流人口創出、地域の受け入れ体制構築の活動と連動し、南三陸町の復興の足掛かりになることを目指す。リコーは、被災地で見付かった写真をデジタル化して提供するプロジェクトをはじめ、様々な支援を続けている。【(株)リコー】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

プレスリリース

関連情報

関連リンク