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環境ニュース[国内]

ソニー損害保険、保険商品活用の環境貢献で和歌山の保育園に太陽光発電を寄贈

環境一般 CSR】 【掲載日】2015.04.21 【情報源】企業/2015.04.15 発表

 ソニーグループのソニー損害保険は、自社の自動車保険商品の特性を活用した環境貢献「幼稚園にソーラー発電所を☆プログラム」で、和歌山市のみちる保育園に太陽光発電設備を寄贈する。走る分だけに料金を設定する自動車保険の寄付を基にしている。4月24日に同保育園で寄贈記念式典を開催する。このプログラムでの寄贈は15基目となる。
 ソニー損保が贈る太陽光発電設備は、1枚260Wの出力がある太陽電池パネル12枚計3.12kW分とパワーコンディショナー(電力変換器)で構成する。年間で約3100kWhの発電電力量を予想している。これは同保育園の年間消費電力量の約5%にあたる。電気をためて使用できるソニーの蓄電池「ホームエネルギーサーバー」(容量300Wh)も導入する。
 太陽光発電の状況をインターネットでモニタリングするサービスも寄贈する。みちる保育園は環境教育に熱心に取り組んでいて、太陽光発電設備導入後の活用に意欲的なことなどから、選ばれた。幼稚園にソーラー発電所を☆プログラムは、再生可能エネルギー普及や環境教育を手掛けるNPO、そらべあ基金のプロジェクトを通じて実施している。
 契約時に契約者の走行距離を確認する自動車保険の仕組みを活用する。契約を継続する際、前年に走った距離が予想を下回った場合、運転でのCO2排出量が予定より減ったと考えられる。そのため、契約者の環境への貢献に対応する形で、走らなかった距離の総合計100kmにつき1円をソニー損保がそらべあ基金に寄付し、太陽光発電設備にあてる。【ソニー損害保険(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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