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環境ニュース[国内]

アメリカ環境保護庁、温室効果ガスインベントリ(1990-2013年)を公表、2012年から2%増加

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2015.04.27 【情報源】/2015.04.14 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、20回目となる2013年の温室効果ガスインベントリの結果を公表し、2012年比で2%増加、2005年比では9%減少した、と発表した。インベントリは1990年以降の各年の二酸化炭素メタン、ハイドロフルオロカーボン等7種類の主な温室効果ガスを算定、国連気候変動枠組み条約事務局に報告してきた。2013年に排出された温室効果ガスは、二酸化炭素換算で66億7300万トンに上り、そのうち31%が発電所、27%が運輸部門、21%が産業・製造業によるものであった。2%の増加は、エネルギー消費量及び石炭発電の増加に起因するという。さらに、今年、EPAはオンライン上に新たにインベントリデータの検索ツールを公開。ユーザーは、部門や年、ガスごとにデータの閲覧・グラフ化、ダウンロードすることができる。EPAは、包括的な温室効果ガスの排出データは、排出源を知り、費用対効果の高い削減機会を特定するために重要であるとしている。【アメリカ環境保護庁】

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