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環境ニュース[国内]

アメリカ環境保護庁、アメリカ5都市の公園のベンチにソーラー式大気測定器を設置

大気環境】 【掲載日】2015.05.08 【情報源】/2015.04.21 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、5都市(フィラデルフィア、ワシントン、オクラホマシティー、カンザスシティー、ハートフォード)の公園のベンチに、太陽電池で動く、一般大気汚染物質や気象状況の測定器を設置すると発表した。ベンチで収集する地域の大気質情報をオンサイト・ディスプレイやモバイル機器で利用できるウェブサイトを通じてアクセスできるようにし、市民の科学の利用を促す。測定器が提供するリアルタイムのデータは、科学者・学生・地域団体等による、大気質や気象変化、近隣の大気汚染源等が地域の環境に及ぼす変化を理解するプロジェクトに利用できるという。この監視システム構築にあたり、EPAの研究者は空気センサーや小型・省エネ型のコンピューター技術、太陽光パネル等を利用し、ベンチにはリサイクル材料を用いた。5カ所のうち3カ所の測定器は既に春に設置され、残り2カ所は今夏末までに設置の予定である。このための試験測定器が2013年6月にノースカロライナ州で始動しており、粒子状物質・オゾン・風速・風向等のレベルに関して一分毎に信頼性の高い測定値を提供している。【アメリカ環境保護庁】

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