フィンランド、2015年生物多様性条約ビジネスと生物多様性フォーラムを開催へ

【自然環境 生物多様性】 【掲載日】2015.05.08 【情報源】／2015.04.23 発表

　フィンランド環境省は、生物多様性条約の「ビジネスと生物多様性フォーラム」が、2015年11月11〜12日にフィンランドのヘルシンキ市で開催されることを発表した。このフォーラムは、ビジネス部門と連携した国連生物多様性条約（CBD）の取組の一部であり、生物多様性を守るために企業が果たす中心的な役割、ビジネス機会としての生物多様性、生物多様性の減少に関連するリスクについて、企業の理解を深めることを目的としている。5回目の開催となる2015年のフォーラムは「実践、ソリューション、展望」をテーマに掲げ、農業、林業、鉱業、石油産業における企業のソリューションの提示や、生物多様性のための融資メカニズム、サプライチェーン管理における生物多様性の役割についての議論等が予定されているという。本フォーラムは、企業責任や持続可能性、環境の分野の専門家を主な対象としているが、このテーマに関心を持つ人なら誰でも参加できる。運営は、フィンランド環境省がフィンランドの主要な企業責任ネットワークであるFIBSと連携して行う。【フィンランド環境省】