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環境ニュース[国内]

豊田自動織機、EV・PHV用の新型充電スタンドを開発、親機で複数の子機を制御

大気環境 交通問題】 【掲載日】2015.05.13 【情報源】企業/2015.05.11 発表

 豊田自動織機は、電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド車(PHV)用の新型普通充電スタンドを開発した。秋に発売する。通信機能、ICカードでの利用者認証、課金、充電などの各機能がある親機と、充電機能に特化した子機をラインアップし、親機で複数台の子機を制御できるようにした。親機には感覚的に操作できるタッチパネルを搭載する。
 通信機能のある現行モデルを2010年10月に販売した後、運用実績と各種実証データを基に充電インフラに求められる機能・サービスを検討し、新型充電スタンドを開発した。日東工業と共同で手掛けた。現行のモデルで複数台を導入する場合は、1台ずつ独立して充電・通信をしていたが、新型は1台の親機で低価格な子機を10台まで制御できる。
 公共施設、商業施設、時間貸し駐車場などで複数台のPHV・EVを同時に充電する際は、充電設備の契約電力量に合わせた電力の制御が必要なことから、親機にピーク電力を制御する独自のシステムを搭載した。充電車両ごとに入力電流を制御してピーク電力を制限し、運用コストを低減するうえ、契約電力量の範囲内で設備の設置・増設を可能にした。
 親機には大型のディスプレーを採用し、感覚的に操作できるタッチパネルを備え、操作の手順をガイダンス表示する。子機は小型・軽量化し、現行の製品と比べて体積を約38%、重量を約44%削減した。親機、子機とも現行モデル同様、コネクターケーブルを装備して車載ケーブルの取り出しを不要にしたほか、感電や過電流の保護機能を備える。【(株)豊田自動織機】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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