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環境ニュース[国内]

国際エネルギー機関、「エネルギー技術展望2015」でクリーンエネルギーの技術革新の必要性を強調

エネルギー】 【掲載日】2015.05.19 【情報源】/2015.05.04 発表

 国際エネルギー機関(IEA)は「エネルギー技術展望2015」(ETP2015)を発表し、世界の気温上昇を2度未満に抑えるという目標の達成にはクリーンエネルギーの技術革新が必須であると強調した。
 ETP2015は環境的に持続可能で安全・安価なエネルギーシステムに必要な技術と普及状況に焦点を当て、エネルギー部門の長期傾向を包括的に分析している。これによると、近年、太陽光発電炭素回収貯留等の分野で技術革新が進んでおり、今後もクリーンテクノロジーの研究開発が進む潜在的可能性は大きい。しかし、新技術を商品化するには研究開発だけでは不十分で、初期の市場機会を創出する上で政府が重要な役割を果たすという(再生可能エネルギー技術への公的支援等)。IEAはエネルギー研究開発への公共支出(現在、年間約170億ドル)を3倍に増やすよう提言しており、そのためには官民部門が緊密に連携し、低炭素技術に焦点を移す必要があるとしている。【国際エネルギー機関

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