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環境ニュース[国内]

ドイツ 連邦内閣が「エネルギー研究連邦報告書」を承認

エネルギー】 【掲載日】2015.05.22 【情報源】/2015.05.06 発表

 ドイツ連邦経済エネルギー省は、連邦内閣が「エネルギー研究連邦報告書」を承認したことを公表した。報告書は、連邦政府、連邦州政府、EUレベルにおける公的なエネルギー研究助成における透明性を示している。ガブリエル大臣は、「未来のエネルギーシステムは、現代のシステムとは根本的に異なるであろう。持続可能なエネルギーシフトを実現する重要な前提条件は、ドイツが競争力を持つ産業立地国であること。そのためには、我々は、高い供給安定性の確保、効果的な気候保護対策、経済的なエネルギー供給を実現しなければならない。これは、未来を見据えた研究と革新によってのみ達成できる」とコメントした。報告書によると、連邦政府は、2014年、最新のエネルギー技術の研究に8億1900万ユーロを拠出したという。そのほぼ4分の3が、エネルギーシフトの実現に重要である再生可能エネルギーの拡張とエネルギー効率の向上の2分野に利用された。今後、蓄電、電力系統、建築物、再生可能エネルギーの統合が重点になってくるという。経済エネルギー省は、今回の報告書に並んで、パンフレット「研究による革新」を発行した。これは、同省によるエネルギー研究助成についてまとめたもので、研究開発の成果やマーケットの発展、助成対象プロジェクトの詳細を紹介している。【ドイツ連邦経済エネルギー省】

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