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環境ニュース[国内]

横浜ゴム、岩手県大槌町で「平成の杜」4期目の植樹会開催、主催は今回で終了

環境一般 CSR】 【掲載日】2015.06.05 【情報源】企業/2015.06.01 発表

 横浜ゴムは、岩手県大槌町で「平成の杜(もり)」と名付け整備を進める森で4期目の植樹会を5月23日に開催した。2011年3月の東日本大震災からの復興を後押しする活動で、同町が復興計画の1つに掲げて取り組む「鎮魂の森」づくりの支援を目的としている。横浜ゴムが主催して2012年から毎年春に実施してきた植樹は、今回で終了した。
 植樹会には大槌町の町長、役場の関係者や近隣住民、協賛企業などが参加した。前日には地元の小学生と中学生の植樹もあり、両日合わせて978人が地元本来の常緑広葉樹などの苗木8281本を植えた。植樹会の後には2人組音楽ユニットのミニコンサートや地元高校吹奏楽部の演奏、同町の郷土芸能披露など、地域交流イベントも行った。
 大槌町の鎮魂の森づくりは、植物生態学者の宮脇昭・横浜国立大学名誉教授が提唱した「いのちを守る森の防潮堤」の構想を採り入れている。東北地方の太平洋岸に防潮林を築いて将来の津波被害を軽減する。震災で発生した各種のがれきを表土の下の土台に活用し、がれきを処理するコストの削減や焼却処理に伴うCO2発生を抑制する。
 横浜ゴムは構想に賛同して植樹会を開いてきた。今回は全長300mの土台のうち約240mまでの植樹が完了した。残りの約60mは大槌町の小学校などの環境教育の場に活用してもらう。植樹には横浜ゴムグループの生産拠点植樹プロジェクト「YOKOHAMA千年の杜」のノウハウを生かした。プロジェクトでは2014年12月時点で約36万本を植えた。【横浜ゴム(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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