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環境ニュース[海外]

世界資源研究所など、環境に関する民主主義の発達度を評価する指数を開発

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2015.06.08 【情報源】研究機関/2015.05.20 発表

 世界資源研究所(WRI)などは、環境に関する意思決定において民主主義がどの程度良好に機能しているかを評価する「環境民主主義指数(EDI)」の起ち上げを発表した。この指数は、各国の環境民主主義を共通の客観的指標で評価する初の試みとなる。世界中の140人以上の法律家らが、国際基準に基づき75項目の法的指標と24項目の実施状況の指標を用いて70か国を評価し、オンラインプラットフォームで公開する。今回公開された2014年の評価では、EDIの高い上位10か国は、リトアニア、ラトビア、ロシア、アメリカ、南アフリカ、イギリス、ハンガリー、ブルガリア、パナマ、コロンビアとなった。今回の評価から、多くの国では市民が環境情報を利用する権利をみとめているが、意思決定への市民の参加は未だ十分に保証されていないこと等が示されたという。WRIは、「環境や持続可能性に関して重要な節目を迎えている中、この指数は良好なガバナンスと環境権の推進に著しく寄与するだろう」としている。この指数は、2年ごとの更新が予定されている。【世界資源研究所

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