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環境ニュース[国内]

国際エネルギー機関、スマートグリッド導入のためのマニュアルを発表

エネルギー】 【掲載日】2015.06.12 【情報源】/2015.05.29 発表

 国際エネルギー機関(IEA)はスマートグリッドを効果的に導入するためのマニュアルを発表した。
 スマートグリッドは節電や再生可能エネルギーの利用拡大など様々な利益をもたらすと期待され、低炭素エネルギーシステムへの移行を目指す電力網の変革に不可欠であるが、IEAによると導入は順調に進んでいない。
 同文書は、先端技術を戦略的に導入すればシステム全体の効率が向上すること、持続可能な都市開発をもたらすエネルギーインフラにスマートグリッドが役立つことを強調しており、その導入を成功させるため、4段階(立案、構想、設計、実施・監視・修正)を通じて企業や政府の意思決定者を導いている。電力網の完成度がそれぞれ異なる先進・新興国でのスマートグリッド技術の効率的な導入方法を示すほか、ケーススタディも交えて、技術だけでなく社会・規制・資金面等の課題や解決策についても提言を行っている。
 なお、このマニュアルはメキシコのスマートグリッドの普及を支援するプログラムの一環として、2015年5月29日、首都メキシコシティで発表された。【国際エネルギー機関

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