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環境ニュース[国内]

イオン環境財団、カンボジア・プノンペンで植樹を開始、動物保護区に3年計画

環境一般 CSR】 【掲載日】2015.06.24 【情報源】企業/2015.06.18 発表

 イオンの岡田卓也・名誉会長相談役が理事長を務める公益財団法人のイオン環境財団は、カンボジア・プノンペンで植樹を始める。同国で最大級の野生動物保護区になっている地域に3年計画で木を植え、荒廃した森を再生して生物多様性を保全する。第1回の活動を6月27日に実施し、地域に自生する木を両国のボランティアが植樹する。
 植樹を行う野生動物保護区は、プノンペンの南約45kmに位置するプノンタマウ野生生物保護センターで、絶滅の危機にある生物を含む98種・1200以上の動物が保護され、市民にも憩いの場として親しまれている。しかし敷地内には内戦や生活伐採で荒廃した森林が残され、早期の再生が求められることからイオン環境財団は植樹を決めた。
 最初の活動には日本の480人とカンボジアの250人のボランティア計730人が参加し、1.5haの面積を対象に7000本を植える。カンボジアの環境省、農業省の大臣や同省森林局長、岡田理事長らが出席を予定する。イオン環境財団は2002年から同国で植樹を手掛け、世界遺産のアンコールワットの参道脇や遺跡群で延べ1220人以上と植えた。
 アンコールワットの植樹では2002、2004年、2005年に参道脇に7100本、遺跡群には2010、2011年に風雨から遺跡を守る森をつくるため3260本を植樹した。さらに2014年6月には、イオンの商業施設「イオンモールプノンペン」の開店に先立ち、植樹イベント「イオンふるさとの森づくり」を開催し、地域の1500人とともに約1万本を植えた。【公益財団法人イオン環境財団】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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