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環境ニュース[国内]

横浜ゴム、苗木の一部を提供し福島県相馬市で植樹祭、サッカー場の外周に6000本

環境一般 CSR】 【掲載日】2015.06.29 【情報源】企業/2015.06.23 発表

 横浜ゴムは、福島県相馬市で「相馬光陽サッカー場『平成の杜(もり)』植樹祭」を7月4日に開催する。公益財団法人「瓦礫(がれき)を活(い)かす森の長城プロジェクト」との共催で、同サッカー場の外周に6000本の苗木を植える。横浜ゴムが植樹用の苗木の一部、7種1786本を提供する。植樹後に小学生のサッカー教室も開く。
 岩手県大槌町で2012年から「平成の杜」と呼ぶ森づくりを進め、5月に4期目の植樹を終えて完了した。今後も平成の杜づくりを続ける考えで、今回相馬市で植樹祭を開くことにした。当日は、横浜ゴムの従業員約50人やボランティアなど計約1000人が苗木を植える。ボランティアはウェブサイトで一般公募している。
 横浜ゴムは、創業100周年の2017年までに国内外の全生産拠点に50万本を植える「YOKOHAMA千年の杜プロジェクト」を2007年に始めた。植樹を指導する植物生態学者の宮脇昭・横浜国立大学名誉教授は、2011年3月の東日本大震災で被災した東北地方の太平洋沿岸約300kmに防潮林を築く「いのちを守る森の防潮堤」構想を提唱している。
 この構想は、震災のガレキを再利用して防潮林を築いて将来の津波被害を抑えることが目的となる。横浜ゴムは構想に賛同し、モデルケースの岩手県大槌町の植樹を支援した。瓦礫を活かす森の長城プロジェクトは、宮脇昭名誉教授や細川護熙元首相の呼び掛けで2012年に設立され、いのちを守る森の防潮堤をつくる活動を展開している。【横浜ゴム(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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