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環境ニュース[国内]

気候エネルギーソリューションセンター、オバマ政権の気候行動計画の進捗を評価

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2015.07.07 【情報源】/2015.06.23 発表

 気候エネルギーソリューションセンター(C2ES)は、オバマ政権の「気候行動計画」の2年間の進捗を評価した報告書を公表した。気候行動計画は、1)国内の温室効果ガス排出削減、2)気候変動の影響への備え、3)国際的な気候変動対策の主導、の3領域で計75項目の目標を示したもので、2013年6月25日に発表された。報告書によると、これらの全目標について少なくともなんらかの行動が開始されているという。例えば、最大のCO2排出源である発電所に対する基準が2015年夏に策定予定となっている。2番目に大きな排出源である輸送部門では、乗用車や小型トラックに対する新しい燃費基準が既に施行されており、大型トラックに対する基準策定も進められている。その他、エネルギー効率の新基準、メタンおよびハイドロフルオロカーボン(HFC)排出削減措置、38の連邦機関による気候変動適応計画の公表や気候耐性(レジリエンス)ツールキットの公開、温室効果ガス排出削減目標の中国との共同発表などの前進が見られた。一方、連邦政府の建物やインフラの気候耐性の強化などは、まだ行動が開始されたばかりだという。【気候エネルギーソリューションセンター】

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