味の素ゼネラルフーヅ、上賀茂神社との事業で水のつながりのガイドツアー開催

【環境一般 CSR】 【掲載日】2015.07.14 【情報源】企業／2015.07.09 発表

　味の素ゼネラルフーヅ（AGF）は、京都市北区の世界文化遺産、上賀茂神社と水の大切さを伝える文化事業を実施している。その一環の取り組みとして、自然や水のつながりを紹介する境内ガイドツアーを7月25、26日に開催する。両日とも、同神社を流れる名水「神山湧水（こうやまゆうすい）」を使ったアイスコーヒー「神山湧水珈琲」を一般参拝者や観光客に無料提供する。
　境内ガイドツアーは「神山湧水のめぐみ」と呼び、上賀茂神社で7月26日に「水まつり」が開かれることに合わせて行う。水まつりは、参拝者が書いた短冊を添えた絵馬みこしが境内の「ならの小川」をたどる。ツアーは銘木師と作庭家が講師を務め、独自の視点から自然や水について解説しながら境内を周遊する。水に親しみのある場所にも案内する。
　文化事業は、上賀茂神社の21年に一度の式年遷宮（10月）を機会に「世界文化遺産 上賀茂神社 式年遷宮記念文化事業Supported by AGF Blendy（サポーテッド・バイ・エージーエフ・ブレンディ）」と名付けて5月に始めた。式年遷宮は一定期間ごとに新殿を造営して神体を移すことを意味する。同神社では平安時代から数えて今回で42回目となる。
　神山湧水珈琲は、上賀茂神社が神代の昔から守り続けてきた神山湧水を使用した世界で唯一のコーヒーで、湧水を生かすために豆選び、ブレンド、ばいせんで試作を繰り返して作った。今回は、ならの小川沿いにブースを設けて振る舞う。5月に提供した際、飲んだ人からは「名水で入れたコーヒーはとてもまろやかで驚いた」などの感想が寄せられた。【味の素ゼネラルフーヅ(株)】