一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

積水化学、環境貢献商品の売上高比率などで環境中期計画の目標達成

エコビジネス 環境マネジメント】 【掲載日】2015.07.17 【情報源】企業/2015.07.14 発表

 積水化学工業は、グループの環境中期計画「SEKISUI環境サステナブルプランTake-Off(テークオフ)」(2014〜2016年度)の2014年度進ちょく状況を7月14日に公表した。環境貢献商品の売上高比率や新規登録件数、温室効果ガス(GHG)排出量削減などで目標を達成した。一方、エネルギー削減、廃棄物削減、環境活動への参加者割合向上は達成できなかった。
 SEKISUI環境サステナブルプランTake-Offは、2014年度に策定した環境長期ビジョン「SEKISUI環境サステナブルビジョン2030」に向けた第1段階の環境中期計画だ。環境貢献製品の市場拡大と創出、環境負荷の低減、自然環境の保全の各項目で年度ごとに目標を定めている。環境貢献製品は2014年度に売上高比率44%と新規登録件数10件を目指した。
 それに対して売上高比率は44.5%、新登録製品数は22件だった。売上高比率は遮熱・遮音中間膜、電子材料系中間素材の海外市場拡大が要因で、登録製品は新規事業分野の住宅リフォームメニューやメディカル事業などで増加した。GHG排出量削減は総量維持を目標にして2.5%削減した。各種の設備見直しによる省エネ推進・施策の周知が奏功した。
 未達成のエネルギー削減は2013年度比で使用量生産量原単位1%が目標だったものの3.6%増加し、廃棄物削減は同発生量生産量原単位4%を目指したが8.6%増えた。どちらも国内事業再編に伴う生産拠点の再構築や、海外展開が途上段階にあることが理由となる。今後「見える化」やLED(発光ダイオード)照明の導入、リサイクル技術の推進を行う。【積水化学工業(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク