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環境ニュース[国内]

アメリカ環境保護庁、エリー湖の藻類ブルームを防ぐリン削減目標について意見を公募

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2015.07.23 【情報源】/2015.07.07 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、エリー湖の有害藻類ブルームの問題に対処するため、リン削減目標を提案し、市民の意見を公募すると発表した。五大湖水質協定のもと、アメリカとカナダは、2016年初頭までにエリー湖のリン削減目標を設定することが求められている。両国は、2013年に連邦や州の環境および農業機関の職員、科学者、非政府機関の職員などで構成する二国間作業グループを起ち上げ、2015年6月末に五大湖執行委員会会合で推奨案を発表した。今回の意見公募は、この目標設定プロセスの一環として行われる。具体的には、1)両国からのエリー湖西部および中部水域への全リン流入、2)モーミー川からの春季の全リンおよび可溶の反応性リン流入、3)局地的な藻類が問題となっているカナダのテムズ川、レミントン川支流、アメリカのレーズン川、ポーテージ川、サンダスキー川、ヒューロン川、モーミー川、トゥーサン川からの春季の全リンおよび可溶の反応性リン流入、をそれぞれ40%削減するという目標が提案されている。【アメリカ環境保護庁】

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