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環境ニュース[国内]

アメリカ海洋大気庁、「気候の現状2014年」報告書で2014年は記録上もっとも高温の年と発表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2015.08.03 【情報源】/2015.07.16 発表

アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、「気候の現状2014年」報告書で、2014年は地表面・海水の温度、海面の水位、温室効果ガス濃度など幾つかの指標で過去最高値を示し、地球温暖化は依然続いていると報告した。この報告書は、NOAAの国立環境情報センターがアメリカ気象学会(AMS)会報の特別補足情報として毎年作成するもので、AMSがオンラインで発表している。25回目の2014年版では、世界58か国からの科学者413人の協力のもと、世界の気候システムのパターンや変動を示す気候指標や着目すべき気象現象等、世界各地の環境モニタリング装置が収集した詳細な最新データを提供している。
主なデータとして、大気中のCO2濃度が2014年に1.9ppm上昇して過去最高の年平均397.2ppmに達し、海面水温の世界平均が過去最高(特に北太平洋で顕著)を、地表気温も欧州やメキシコで過去最高を記録した。海面水位も過去最高となった。このほか、海氷域は北極では減少したが南極では3年連続で増加したこと、熱帯低気圧は過去の年平均を上回り91件発生したこと等が記載されている。【アメリカ海洋大気庁】

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