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環境ニュース[国内]

気候変動枠組条約ADP共同議長、整理・統合した新交渉テキストを発表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2015.08.11 【情報源】/2015.07.24 発表

 国連気候変動枠組条約のADP(強化された行動のためのダーバン・プラットフォーム特別作業部会。すべての国が参加する新しい気候合意の2015年パリでの採択を目指す)のアーメッド・ジョグラフ、ダニエル・リーフシュナイダー両共同議長は、正式なジュネーブ交渉テキストを統合整理した新交渉テキストを作成し発表した。これは、2015年8月31日〜9月4日にボンで開催される次回ADP会合の交渉を効果的に進められるよう、両議長が2015年7月24日までに作成することになっていた。新テキストは、緩和、適応、資金、技術など新合意の重要事項を盛り込み、ジュネーブテキストで示されている、これまでの各国の意見のいずれも削除することなく、しかも考えられる最終的な合意の全体像を明確化したという。新テキストでは、何がパリ合意に含まれうるか、合意採択の時点でどのような決定を行うかを明確にした(たとえば、気候変動への対応を後押しする新たな約束はパリ合意に入れ、その約束の実施方法や実施を支援する取り決めの詳細は、添付する決定に含める等)ほか、パリ合意の発効までにその実効性を高めるためのどのような決定が必要になるかも考慮しているという。【国連気候変動枠組条約】

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