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環境ニュース[国内]

アメリカ環境保護庁、五大湖修復イニシアティブの成果を連邦議会に報告

水・土壌環境】 【掲載日】2015.08.12 【情報源】/2015.07.28 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、五大湖修復イニシアティブのこれまでの成果を連邦議会および大統領に報告した。同イニシアティブは2010年に起ち上げられ、五大湖の環境改善のため2500以上のプロジェクトを実施してきた。また、同イニシアティブの資金によって、五大湖省庁間実行委員会と五大湖地域作業部会を通じた、かつてない規模の連邦機関の連携が実現した。具体的には、次のような成果が得られたという。
1)5つの五大湖懸念地域をリストから除外するための作業と、プレスク・アイル湾懸念地域を正式にリストから除外するための作業を完了した。
2)14万8000エーカー以上の湿地、沿岸、乾陸部、島嶼の生息地を保護および回復した。
3)農業者と連携し、有害藻類ブルームにつながるリン流出を削減した。
4)侵略的外来種の新たな侵入を防止した。
 例えば、1つ目の懸念地域については、イニシアティブ起ち上げ以前の約25年間に浄化作業が完了しリストから除外されたのは1地域のみだったことと比べ、大幅な進展が見られたという。【アメリカ環境保護庁】

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