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環境ニュース[国内]

アメリカの風力発電は2014年も成長が続く、エネルギー省が報告

エネルギー 再生可能エネルギー】 【掲載日】2015.08.24 【情報源】/2015.08.10 発表

 アメリカエネルギー省は、「2014年度風力発電技術市場報告書」と「2014年度分散型風力発電市場報告書」を公表した。報告書によると、同年の国内の風力発電設備容量は66ギガワット(年8%増)に達し、風力エネルギー価格はこれまででもっとも低い水準になったという。新たな傾向として、低風速用の大型ローターを備えた実用規模のタービンの普及を挙げ、7万人以上の雇用を創出するなど、国内経済に波及効果をもたらしていると指摘している。分散型風力発電に関しては、国内50州および準州に7万4000基の風力タービンが設置され、累積設備容量は906メガワットを超えた。分散型は、従来の集中型発電所とは異なり、家庭や企業等の近隣の送電網に直接電力を供給し、その規模は様々であるため、地元施設のほか、遠方の自家発電の家庭や農家等への電力供給にも役立つという。エネルギー省は、アメリカの風力発電市場は、急速な需要の高まりとエネルギー価格の低下に伴い目覚ましい勢いで成長しており、風力発電産業における世界のリーダーとしての地位を固めたとしている。【アメリカエネルギー省】

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