アメリカ政府、メキシコ湾岸地域の生態系回復のため優先助成地域を提案

　アメリカ政府の「メキシコ湾岸生態系回復協議会（Gulf Coast Ecosystem Restoration Council）」は、メキシコ湾岸地域の生態系回復のために助成金を拠出する優先地域案を公表した。同協議会は、アメリカ環境保護庁（EPA）など複数の政府機関で構成され、生態系回復への短期間で効果がある具体的な方策を探るとともに、今後の進展の基盤を築くための計画策定を行っている。今回、同協議会は、最も優先すべき地域における生態系の課題に対処するため10か所の主要水域を指定することや、全体的な生態系回復と長期的な成功のため湾岸規模の取組に投資することを提案した。具体的には、水環境の修復、土地保全、大規模な回復プロジェクトの計画策定などの取組に約1億3960万ドルを割り当て、さらに将来の取組のため約4360万ドル用意するという。同協議会は、メキシコ湾岸地域各地で公聴会を開催するなど、今回の提案についての市民の意見を募集する。【アメリカ環境保護庁】

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プレスリリース

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