ドイツ　水路にビオトープネットワークの拡張を目指す連邦プログラムを開始

　ドイツ連邦環境省は、連邦プログラム「ブルーバンド」をドイツ連邦交通省と共同で開始したことを公表した。これは、連邦環境省と連邦交通省による省庁間ワーキンググループで策定されたもの。ドイツ国内の水路に課せられた条件の変更により、水路に平行して約2800キロメートルに及ぶ副水路が存在しており、現在、これらは物品の輸送に利用されていない。これらの水路は、近自然の河川構造を維持していることが多く、生態系の発展に高い可能性を持っている。連邦プログラム「ブルーバンド」では、水路や岸の自然を回復させ、これらを連邦全土で連結させた「ブルーバンド」の構築を目指す。【ドイツ連邦環境庁】