スウェーデンなど9か国、持続可能な開発のための2030年アジェンダの実現へ向けた共同声明を発表

環境一般】 【掲載日】2015.10.08 【情報源】／2015.09.25 発表

　スウェーデン政府は、他の8か国と共に、持続可能な開発のための2030年アジェンダの実現へ向け首脳級グループを起ち上げ、共同声明を発表した。この首脳級グループは、ニューヨークの国連サミットで採択された地球規模の持続可能な開発目標17項目を2030年までに達成するには、政治的気運を一層高める必要があるという認識に基づき、ブラジル、コロンビア、リベリア、スウェーデン、南アフリカ、タンザニア、ドイツ、チュニジア、東ティモールの大統領および首相によって起ち上げられた。共同声明では、2030年アジェンダを実現するためには政府の取組だけでは十分でなく、あらゆる部門の協力が必要であることを強調している。今後、この首脳級グループは、目標達成のための取組を率先するのと共に、政府、市民社会、民間部門、学術界、国際機関などの間で、課題と解決策に関する経験や最優良事例を共有し、議論を交わすことを促進していくとしている。【スウェーデン環境・エネルギー省】