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環境ニュース[国内]

スウェーデン政府、気候変動への適応とエネルギー分野の2016年度の予算案を発表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2015.10.12 【情報源】/2015.09.28 発表

スウェーデン政府は、気候変動への適応とエネルギーに対する大規模な投資を盛り込んだ2016年度の予算案を発表した。予算案では気候対策の柱を以下の4つとしている。
1)再生可能エネルギーの普及
将来的には電力需要を100%再生可能エネルギーで賄うという目標のもと、予算案では太陽光発電、蓄電、スマートグリッド等への投資を計上した。太陽電池への投資は、2017〜2019年の間に年間3億9000万スウェーデンクローナ(SEK)に増額する。
2)国際的な取組
発展途上国への気候資金として、2016年度は5億SEKの追加投資を計画している。
3)化石燃料を使用しない交通
環境に優しい自動車の普及のための付加給付税の補助拡充や、自転車利用の促進、電気バス、公共交通や鉄道の拡充のための投資を計画している。
4)スウェーデン全体での取組
環境および気候技術への投資を6200万SEK増額しこの分野の企業の成長を促すなど、国内の取組を進めることで世界を先導する。
これらを合わせると、2016年度の予算案では気候対策への投資額は総額45億SEKに上るという。【スウェーデン政府】

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