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環境ニュース[国内]

トヨタ自動車、「東京モーターショー2015」でFCV試作車やHV次世代モデル紹介

大気環境 交通問題】 【掲載日】2015.10.13 【情報源】企業/2015.10.08 発表

 トヨタ自動車は、「第44回東京モーターショー2015」(10月28日〜11月8日、東京ビッグサイト=東京・江東区)で、将来の水素社会の可能性を示す燃料電池車(FCV)の試作車「TOYOTA FCV PLUS(トヨタ・エフシーブイ・プラス)」や、ハイブリッド車(HV)「プリウス」の次世代モデルを紹介する。FCV PLUSは世界初、プリウスは日本初出展となる。
 FCV PLUSは水素エネルギーが普及し、エネルギーの地産地消が広がった持続可能な社会を想定する。エネルギーを移動に消費するだけではなく、分散電源として新たな役割を担うFCVにした。搭載する水素タンクに加え、地域で生成・蓄えられた車外の水素からも直接発電でき、安定した電力供給源になる。移動していない時は発電機能を社会と共有する。
 全長380cm、全幅175cm、全高154cm、ホイールベース300cmで、燃料タンクは前輪タイヤの間、水素タンクは後部シート後方に搭載した。機能部品を車両前後に集約するパッケージで、重量バランスを最適にして視界を広げ、小型のボディーサイズに広い室内空間を実現した。空気の流れの効果を考慮した形状で、先進性と環境性能をアピールする。
 プリウスの次世代モデルは、熱効率を高めたエンジン、モーター、電池などの各ユニットを小型・軽量化して燃費性能を向上させる。全長454cm、全幅176cm、全高147cm、ホイールベース270cmとなり、屋根の頂点を20mm低くするとともに前に出し、エンジンフードも低く抑えることでスタイリッシュにした。年末に日本で市販を始め、順次世界で展開する。【トヨタ自動車(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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