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環境ニュース[国内]

イギリス政府、アフリカの気候変動の知見を広げる新たな研究プログラムを開始

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2015.11.11 【情報源】/2015.10.28 発表

 イギリス政府は、アフリカ大陸の気候変動についての理解を深め、情報に基づく意思決定を行えるようにするための新たな研究プログラム「アフリカにおける将来の気候(Future Climate for Africa(FCFA)」を起ち上げると公表した。アフリカは今後数十年間で気候が著しく変動すると予測されているのにも関わらず、世界で最も研究が遅れている地域の一つだという。各国政府や民間部門がアフリカで行っているインフラ投資は年間450億ポンドに上るが、これらが気候変動に耐えられるものかどうかは疑問視されている。こうした中、イギリス政府はFCFAに2000万ポンド拠出し、アフリカの気候変動に関する5件の大規模な研究プロジェクトを支援する。また、FCFAは得られた情報を政府や民間部門が意思決定で利用できるようにすることも目的としている。現在計画中の多くの開発プロジェクトの実施期間が今後5〜40年間となることから、この期間に重要な気候情報を利用できるようにすることを重点にするという。【イギリス自然環境研究会議】

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