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環境ニュース[国内]

スウェーデン、化石燃料を使用しない国を目指すイニシアティブを始動

エネルギー】 【掲載日】2015.12.01 【情報源】/2015.11.16 発表

 スウェーデン政府は、国連気候変動パリ会議を前に、企業、都市・自治体、その他機関と共に、化石燃料を使用せず再生可能エネルギーに基づくエネルギーシステムを整備した国を目指す「化石燃料フリー・スウェーデン」イニシアティブを起ち上げた。
同国では、すでに多くの都市や自治体、企業が、化石燃料フリーの社会を目指し、積極的に気候変動対策に取り組んでいる。今回のイニシアティブは、その主導的な取組を国際社会に示すとともに、全世界に気候変動抑制の取組推進を促すことが目的である。すでに参加しているのは、ABBスウェーデン、H&M等の企業、ストックホルム、ヨーテボリ、マルメ等の都市、Fourth AP Fund(年金基金)などである。これら組織はパリ会議に先立ち、次のようなメッセージを表明した。
1)全世界で化石燃料フリーにする必要があり、これは環境や都市の向上、雇用機会の創出をもたらす。
2)我々は、国連の行動計画の枠組みの中で排出削減に向けた具体策を示すことで、その決意を全世界に示す。
3)我々は、国内外の組織に取組への参加、独自の取組開始・推進を求める。
【スウェーデン政府】

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