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環境ニュース[国内]

アメリカ、海洋保護区の保全と管理でキューバと連携

自然環境 野生動植物】 【掲載日】2015.12.04 【情報源】/2015.11.27 発表

 アメリカ海洋大気庁(NOAA)と国立公園局(NPS)は、キューバ科学技術環境省(CITMA)と、海洋保護区の調査、保全、管理で連携を促進するための覚書(MOU)に署名した。両国は、カリブ海やメキシコ湾地域の魚類、海洋哺乳類ウミガメ海鳥などの生息する生態系を共有しており、効果的な保全のため連携した取組が必要とされている。このMOUには、両国で自然海洋資源の保全や調査を進め、技術的および科学的データを共有し、教育や普及活動を促進するための海洋保護区プログラムも含まれている。このプログラムでは、キューバのグアナハカバイブ国立公園、NOAAの国立海洋サンクチュアリ局が管理する海洋サンクチュアリ、NPSが管理する国立公園が対象となるという。グアナハカバイブ国立公園には、キューバで最も健全なサンゴ礁生態系が含まれている。このサンゴ礁はカリブ海からメキシコ湾へ向かう海流の合流地点に位置しており、この地域の保全はメキシコ湾や南フロリダのサンゴ礁の保全にもつながると期待されている。【アメリカ海洋大気庁】

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