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環境ニュース[国内]

APP、インドネシアの村落500カ所の発展を支援、森林農業試験プログラムで実施

【発表日】 2015.12.15 【情報源】 企業 【環境一般 CSR

 インドネシアと中国で紙・パルプを製造するアジア・パルプ・アンド・ペーパー・グループ(APP)は、インドネシアの自社原料供給地周辺の景観地域にある村落500カ所の経済発展を支援する。地域コミュニティーによる森林農業の試験プログラムを通じて実施し、同国の森林資源を損なうことがない持続可能な方法での経済発展を実証する。
 APPは森林保護方針を2013年2月に立ち上げ、インドネシアの森林を残して火災の危険を減らしながら経済発展を実現するため、代替生活手段の開発に向けて地域コミュニティーを支えてきた。現在は森林景観地域100万haの保護と再生を支援し、同国の森林保護に年間1000万ドル(約12億円)を提供する活動を行っている。今回それに加えた。
 地域コミュニティーの森林農業試験プログラムは、自然林の伐採をすることなく代替生計手段になる畜産、果実と野菜の持続可能な農業技術、林業に関する知識共有などが含まれ、インドネシアに残る自然林への負荷を軽減するとともに、生活の改善につなげる。土地集約的にならない開発で土地紛争や不法侵入、焼き畑の発生件数を減らす。
 プログラムは農業、森林、職業能力開発を結び付けることを重視し、地域コミュニティーの経験を踏まえて効率的な方法や応用技術を取り入れて構築する。APPは「森林保護と両立できる持続可能な農業技術の導入・普及に向けて取り組んでいく」としている。2030年までに温室効果ガス排出を29%削減するインドネシアの目標を後押しする。【アジア・パルプ・アンド・ペーパー・グループ】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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