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環境ニュース[国内]

アメリカ海洋大気庁、サンゴ礁の保全プロジェクトに800万ドル以上助成

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2015.12.23 【情報源】/2015.12.18 発表

 アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、アメリカの7つの州・準州と、カリブおよびミクロネシア地域のサンゴ礁の保全と調査のため、サンゴ礁保全プログラムから840万ドル以上を助成すると発表した。助成対象プロジェクトは、1)地球規模の気候変動、2)海洋汚染を引き起こす陸上の汚染源と非持続可能な漁業手法、3)サンゴ礁保全優先地域、の3つの課題に焦点を当てる。例えば、アメリカ領ヴァージン諸島における堆積物の抑制と水質改善、ハワイの地域社会と連携したサンゴ礁に対する脅威への対処、プエルトリコにおけるサンゴ礁生態系の保全、普及および啓発活動などのプロジェクトがある。また、NOAAは2015年に記録上3番目に深刻なサンゴ白化現象が発生していることを報告しており、各地のサンゴ礁気候変動に対する回復力の調査にも助成する。助成金の半分近くは州や準州の資源管理局に提供され、残りは非政府機関、地域社会、学術機関が主導するプロジェクトや、ミクロネシア、メソアメリカ、カリブ地域全般の国際的なプロジェクトに提供される。【アメリカ海洋大気庁】

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