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環境ニュース[国内]

アメリカ環境保護庁、スクールバスのクリーン化に計700万ドル以上助成

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2015.12.24 【情報源】/2015.12.11 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、旧式のディーゼルエンジンを搭載したスクールバスの買替または改造のためにディーゼル排出削減プログラム(DERA)から計700万ドル以上の助成金を提供すると公表した。ディーゼルエンジンから排出される窒素酸化物や粒子状物質などの汚染物質は、特に呼吸器が発達中の子供の健康への悪影響が懸念されている。EPAは、新型のディーゼルエンジンを90%以上クリーン化するという基準を設けているが、未だ旧式のディーゼルエンジンを搭載したスクールバスが多数運行しているという。今回の助成は、アメリカの35州の85地区で運行する400台のスクールバスを対象とし、2006年以前製造のエンジンを搭載したバスの買替のために1万5000ドル〜2万5000ドル提供する。また、1994年〜2006年製造のエンジンを搭載したスクールバスにディーゼル用酸化触媒および密閉型クランクケース換気システムを取り付けるため最大3000ドル助成する。【アメリカ環境保護庁】

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