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環境ニュース[国内]

パナソニック、ミャンマーの無電化地域で次世代教育を支援、ユネスコと共同で

環境一般 CSR】 【掲載日】2016.01.07 【情報源】企業/2015.12.22 発表

 パナソニックは、ミャンマーの世界遺産候補地、バガン遺跡周辺の無電化地域で次世代教育を支援する。国連教育科学文化機関(ユネスコ)と共同で実施し、12月22日にプロジェクトを始めた。学校約40校にLED(発光ダイオード)照明付き小型蓄電システム「エネループ ソーラーストレージ」を500台寄贈するとともに、若者や指導者を教育する。
 バガン遺跡はミャンマー中部に位置し、カンボジアのアンコール、インドネシアのボロブドゥールと併せて世界3大仏教遺跡に数えられる。2017年の世界遺産登録を目指している。ミャンマーの無電化率は68%にのぼるとされ、バガン遺跡周辺の無電化地域で暮らす若者は、日照時間が限られる中、明かりの少ない教室で学習をする状況下にある。
 パナソニックはユネスコと「ミャンマーの世界遺産候補地であるバガン遺跡周辺地域の持続可能な発展を目的とした次世代教育支援の促進」に関して、11月に合意した。エネループ ソーラーストレージは、日中に太陽電池で発電した電力を蓄え、夜間や明かりのない教室の照明に活用できる小型の蓄電システムで、若者の学習環境作りを支援する。
 加えて、ミャンマーの教育省や地元政府などとのパートナーシップによって、バガン遺跡周辺の無電化地域で暮らす若者、教育者、指導者を対象に「持続可能な成長」「科学」「社会」の各分野を網羅したカリキュラムを作成し、2年間教育する。パナソニックが提供する環境教育とも連携し、環境行動のきっかけづくりになるプログラムも行う。【パナソニック(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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