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環境ニュース[国内]

日本政策投資銀行、川崎重工に「環境格付」に基づく融資を実施、特別表彰も受賞

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2016.01.12 【情報源】企業/2015.12.25 発表

 日本政策投資銀行(DBJ)は、川崎重工業に「DBJ環境格付」に基づく融資を実施した。川崎重工は4段階のうち最高位となる「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」とする格付けを取得するとともに、評価が特に高いモデル企業だけに贈られる特別表彰も受賞した。環境ビジョンに基づいて取り組んでいる各種の活動が認められた。
 川崎重工は、総合エンジニアリングメーカーとして船舶海洋、車両、航空宇宙、ガスタービン・機械、プラント・環境などさまざまな事業を展開する。グループのミッションに「世界の人々の豊かな生活と地球環境の未来に貢献する“Global Kawasaki”」を掲げ、2020年に向けた「環境ビジョン2020」を策定して環境活動を進めている。
 DBJ環境格付では、製品の環境性能と生産過程の環境負荷低減活動の両面から適合性を評価した「Kawasaki グリーン製品」を2014年度から打ち出し、環境配慮製品の普及を促進している点を評価した。さらに「水素エネルギーサプライチェーン」構想で、次世代エネルギーに関する新しい価値創造を目指した研究を推進している点を認めた。
 加えて、各種の事業領域で、社会的な課題の中から重視するCSR企業の社会的責任)の課題を抽出し、各カンパニーをまとめて一体的なCSR経営を推進しながら、本業と関連付けた非財務情報を効果的に開示している点も評価した。DBJ環境格付は、独自のシステムで環境経営度を評価して優れた企業を選び、得点に応じて融資条件を設定する。【(株)日本政策投資銀】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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