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環境ニュース[国内]

世界資源研究所、ミシガン州は現行政策でクリーン電力計画の目標を達成できると予測

エネルギー】 【掲載日】2016.01.19 【情報源】/2016.01.05 発表

 世界資源研究所(WRI)は、アメリカのミシガン州はクリーン電力計画で設定された電力部門からの温室効果ガス排出削減目標を現行の政策で達成できる可能性があると報告した。同州は、電力部門からの温室効果ガス排出を2030年までに2012年比で33%削減するという目標に取り組んでいる。WRIの分析によると、同州はエネルギー効率を改善し、再生可能エネルギーの利用を拡大する現行の政策を実行すれば、この目標をほぼ達成できるという。さらに、現行の政策を拡大し、天然ガス発電や石炭発電をより効率的に利用すれば、電力部門からの温室効果ガス排出を2030年までに2012年比で62%削減できる可能性もある。現行の政策は既に成果を生んでおり、例えば同州では2010年から2013年にかけて風力発電の発電量が倍増し、2014年に風力発電部門は4000人もの雇用を創出したという。なお、WRIは他の州についても、コストの最小化、信頼性の保証、経済的機会の活用を図りつつ、クリーン電力計画の目標を達成する方法を分析している。【世界資源研究所

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