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環境ニュース[海外]

韓国、企業負担軽減のため環境ラベルの認証基準を変更へ

エコビジネス 環境ラベル】 【掲載日】2016.01.25 【情報源】韓国/2016.01.11 発表

 韓国環境部は(MOE)は、地球環境保護の取り組みを後押ししてきた環境ラベルの導入24周年を機に、韓国環境産業技術研究院(KEITI)が企業の負担軽減のために同ラベルの認証基準を見直したと発表した。環境ラベルは、生産から廃棄までの全プロセスで汚染物質の排出抑制、省資源化がなされた製品とサービスに認められる認証マークで、1992年の制度導入以来、対象製品・サービスの拡大によりグリーンマーケットの推進に寄与してきたという。KEITIは2016年1月より、環境および品質関連基準に影響がなければ同等の製品モデルを1つの製品単位と見なして認証するようになる。このため、企業はモデルごとの認証取得プロセスが不要となり、申請費用は年間4億韓国ウォンに削減されるという。同一の原材料、部品等を使った製品の追加認証にも既存の判定が有効になる。2015年末現在、環境ラベル取得製品数は1万6647(4年前の2倍強)、2014年の販売額は37兆3000億韓国ウォン(2010年の1.5倍)となっている。KEITIは今後も、企業の負担を軽減しつつ消費者が高品質で環境によい製品を購入できるよう、環境ラベル制度を強化していくとしている。【韓国環境部】

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