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環境ニュース[国内]

アメリカ環境保護庁、交通関連の大気汚染物質への曝露から学童を守るためのガイドブックを公表

大気環境 大気汚染】 【掲載日】2016.02.09 【情報源】/2016.01.26 発表

 アメリカ環境保護庁(EPA)は、交通関連の大気汚染物質への曝露から学童を守るための最優良事例をまとめた学校や保護者向けのガイドブックを公表した。アメリカでは1万7000校近くの学校が主要道路から0.1マイル圏内に立地しており、学童は高濃度の大気汚染物質に曝露されているという。特に、低所得家庭やマイノリティの児童は、主要道路付近に在住および通学する可能性が高く、喘息を患うことも多い。アメリカでは、大気浄化法の制定後、自動車やトラックからの汚染物質排出が大幅に削減されてきたが、多くの学校は未だ大気汚染レベルの高い地域に立地しているという。こうした中、このガイドブックは、換気や空気清浄化、校舎の立地や設計に関する適切な判断、アイドリングストップ政策、スクールバスの買替や改良、植物を利用した障壁など、学童を取り巻く大気質を改善するための方法を示している。また、校舎の換気に関するチェックリストや、清潔で植物の茂る健康的な学校環境のための追加資源の紹介も含まれている。【アメリカ環境保護庁】

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