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環境ニュース[海外]

イギリス環境・食糧・農村地域省、国内の環境保護に欧州の衛星データ利用を推進

自然環境】 【掲載日】2016.02.15 【情報源】イギリス/2016.02.02 発表

イギリスのエリザベス・トラス環境大臣(Defra)は、衛星データがイギリスの自然環境の保護および改善に役立っていると述べた。欧州連合と欧州宇宙機関が起ち上げた、地球の健全性を継続的に観測する欧州初の衛星プログラム「コペルニクス」の衛星データを、イギリスはあらゆる政策分野での活用を試みている。環境分野でも、2015年12月にイングランド北部を襲った記録的豪雨の後、洪水の被害を受けた農地に関するデータの迅速な提供と復旧支援のため、同プログラムの人工衛星センチネル1号が使われた。現在Defraは、水質改善、生物多様性の保全、森林および林地の管理に衛星データを役立てる方法を探るため、6件の試験的調査事業を実施している。例えば、自然管理、授粉の改善、土壌侵食の緩和を最も必要な地域で効果的に行うため、草原、湿地、林地などの地形をプロットした地図を作成しているという。Defraは、同国の今後25年間の環境行動計画を実施するうえでも、衛星データの重要性は高まっているとしている。【イギリス環境・食糧・農村地域省】

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