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環境ニュース[国内]

パナソニック、一戸建て住宅用の宅配ボックスを発売、再配達を減らしてCO2削減

大気環境 交通問題】 【掲載日】2016.03.08 【情報源】企業/2016.02.26 発表

 パナソニックは、一戸建て住宅用の宅配ボックス「COMBO(コンボ)」4タイプ・4色を4月1日に発売する。通信販売やインターネットショッピングなどで購入した荷物が受け取れるように押印機能を搭載する。宅配業者は、受取人が不在でもボックスに荷物を入れて押印できる。再配達を減らして配送車両の利用を抑え、CO2排出量削減につなげる。
 インターネット通信販売の拡大、共働き世帯の増加などを背景に近年、宅配便の荷物配達時に留守の家庭が多く、再配達が社会問題になっていることから、展開する。在宅中でも、防犯面で宅配事業者の配達員と直接会いたくないケースで活用できる。書籍やCD、DVDなど小型の宅配物も増えているため、コンパクトサイズの宅配ボックスも投入する。
 宅配事業者がボックスに荷物を入れて扉を閉めると、利用者が事前にセットした朱肉不要の印鑑で、1回だけ押印する。押印は、操作部の差し込み口に伝票を入れて「なつ印」ボタンを押すだけだ。宅配物のほか、押印は不要でもポストには投かんできないサイズの荷物も受け取れる。電源を用意する必要がなく、住宅の壁面にも容易に後付けできる。
 コンパクト、スリム、ハーフ、ミドルの各サイズを用意した。コンパクトは幅340mm、奥行き100mm、高さ360mm、5kg、ミドルは340mm、360mm、500mm、20kgまでの荷物が受け取れる。ブラック、シルバー、ホワイト、ブラウン系の4色をそろえた。価格は5万9500円〜8万8500円(税別)となる。4タイプを合わせて年間約8000台の販売を目標にする。【パナソニック(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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