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環境ニュース[国内]

イオン、島根県出雲市に「イオンモール出雲」開店、各種の環境設備でCO2削減

エネルギー 省エネルギー】 【掲載日】2016.03.16 【情報源】企業/2016.03.10 発表

 イオンは、島根県出雲市にショッピングモール「イオンモール出雲」を5月2日に開店する。省エネ機器やLED(発光ダイオード)照明器具など、各種の環境設備を導入する。従来の建物と比較してエネルギー消費とCO2排出量を削減する。オープンに先立ち、地域に自生する木の苗木を植える「イオンふるさとの森づくり」植樹祭を3月27日に開く。
 イオンモール出雲も他のイオンモールと同様に「人と環境に配慮したモール」の実現を目指して開発した。建物内の共用部に設置する照明と外部サイン、核店舗となるスーパーの「イオンスタイル出雲」では、LED器具をほぼ100%採用した。入居する各専門店も大半がLED照明を導入する。LED器具によって、従来と比較して照明の消費電力が約40%削減できる。
 空調の熱源はターボ冷凍機と吸収式の冷温水発生器を併用するミックス型にし、効率的なエネルギー活用とコスト低減を図る。施設内のエネルギー使用状況はビルエネルギー管理システム(BEMS)で可視化し、機器を制御することで最適化する。顧客用トイレは自然光を利用して照明の消費電力を低減するとともに、節水型の便器で洗浄水量を抑える。電気自動車用の充電器も急速2台と普通1台を設置する。
 植樹祭では地域住民約1000人と約9000本を植える。イオンモール出雲は1989年に開店し、2014年に営業を終了したスーパー「イオン出雲店」の跡地に出店する。4階建てで約6万7000m2の延べ床面積がある。イオンスタイル出雲や、衣料品の「H&M」などサブ核店舗と、約90店の専門店が入る。【イオン(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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