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環境ニュース[海外]

オランダ、ビスフェノールAの基準強化を提言

【発表日】 2016.03.09 【情報源】 オランダ 健康・化学物質

 オランダ国立公衆衛生環境研究所(RIVM)は、ビスフェノールA(BPA)の危険性について新たな知見が得られたため、EU基準を厳格化する必要があると報告した。BPAは、建設資材、電化製品、ボトル、食品包装、玩具、医療機器などのプラスチックや、エポキシ塗料、接着剤、口腔ケア製品の基材、レシートなどの感熱紙の発色剤として用いられている。過度の曝露は不妊の原因となることや、ホルモン系に悪影響があることが分かっており、2014年と2015年にEU基準の厳格化が提案されていた。今回、動物実験を用いた最新の研究により、提案された基準より低濃度の曝露でも胎児や乳幼児の免疫系に悪影響を及ぼし、食物不耐性や感染症の原因になる可能性があることが示されたという。RIVMは、この新たな知見に基づき、EU基準を見直すとともに、曝露を低減するための短期的な措置として、安全性の高い代替物質の開発や、製品からのBPAの放出量を削減すること、作業者の曝露を防ぐことを提言している。【オランダ国立公衆衛生環境研究所】

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