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環境ニュース[国内]

トヨタ紡織、「2050年環境ビジョン」策定、CO2ゼロなど6つのチャレンジ目標

エコビジネス】 【掲載日】2016.05.24 【情報源】企業/2016.05.18 発表

 トヨタ紡織は、2050年に向けたグループの「2050年環境ビジョン」を策定した。CO2排出量ゼロをはじめ、6つのチャレンジ目標を掲げた。併せて、環境ビジョン実現のため2020年度までの5年間に取り組む事項をまとめた中期実行計画「2020年環境取り組みプラン」も定めた。グループが一体になって環境保全を推進していくことを目的にする。

 2050年環境ビジョンは、子どもたちが笑顔で暮らせる持続可能な地球環境を目指す、とするビジョンを掲げている。6つのチャレンジ目標には、グループCO2排出量ゼロ▽ライフサイクルCO2排出量ゼロ▽グループ生産工程の水リサイクル化による排出ゼロ▽天然資源使用量ミニマム化▽グループ廃棄物ミニマム化▽森づくり活動132万本植樹を打ち出した。

 グループCO2排出量ゼロは、革新的な生産技術や製品・材料技術の開発、工場の改善、再生可能エネルギーの活用で工場のCO2排出をゼロにする。ライフサイクルCO2排出量ゼロは、自社の自動車部品で製造から使用、廃棄・リサイクルまでのCO2排出を抑える。低CO2材料や遮熱内装材、高効率部品を開発して車室内の製品を環境配慮型にする。

 2020年環境取り組みプランは目標達成に向けた活動を示した。グループ、ライフサイクルCO2排出量ゼロでは、生産活動でのCO2排出量最小化、トップクラスの燃費性能に貢献する製品開発、植物由来原材料を使用した製品開発、効率的な物流でのCO2排出量低減などだ。これまでも5年ごとに環境取り組みプランを策定して成果を挙げてきた。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)
 

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