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環境ニュース[海外]

開発銀行など、各国の気候行動計画への市場メカニズムの統合を支援

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2016.06.20 【情報源】国連/2016.05.31 発表

 各地の開発銀行、国連機関、その他の国際機関は、パリ協定実施のために国連に提出された各国の気候行動計画(NDC)に市場メカニズムを統合することを支援すると述べた。この取組は、クリーン開発メカニズム(CDM)への参加を加速するため2006年に起ち上げられたナイロビ・フレームワークのパートナー機関などが実施する。CDMは温室効果ガス排出を削減するプロジェクトにインセンティブを与え、これまで105以上の途上国における8000以上のプロジェクトおよび計画の登録につながった。今回パートナー機関などは、パリ協定の採択を受け、各国の気候目標の達成に支援を拡大すると発表した。具体的には、戦略策定および実施、法的および規制枠組み、炭素市場の開発、技術支援(たとえば気候変動対策のモニタリング、報告、評価など)のために経験と資源を提供する。次のステップとして、各機関の有する強み、各国の優先事項に関する情報、国連気候変動枠組条約(UNFCCC)が実施した各国のニーズに関する最新の調査結果に基づいてプロジェクト計画を策定し、2016年11月にマラケシュで開催される気候変動会議で発表するという。

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