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環境ニュース[国内]

デンソー、環境アクションプラン「エコビジョン2025」策定、CO2排出量半減へ

環境一般】 【掲載日】2016.06.22 【情報源】企業/2016.06.16 発表

 デンソーは、環境に関するアクションプラン「デンソーエコビジョン2025」を策定した。企業活動を通じて環境・エネルギー問題の解決と自然との共生を図り、2050年の持続可能な地域・社会を実現するための行動計画だ。2025年に達成する目標として「エネルギー1/2」「クリーン2倍」「グリーン2倍」の3つを定めた。それとともに、製品、工場、社員、経営の各段階で行う10の具体的行動「アクション10」を示した。

 エネルギー1/2では、CO2排出量半減を目指す。自動車の燃費性能向上や燃料の多様化に対応する製品を開発して、車のCO2を半分にする。工場でも生産変動に応じたエネルギー使用や物流改善を進める。社員にも低炭素な暮らしや移動を求めている。

 クリーン2倍では、環境負荷物質の影響や排出物・廃棄物の半減に向けて継続的に施策を実施する。車の排ガスを低減する技術を開発して各地域の大気環境を改善するほか、工場や物流で廃棄物や水資源の使用量を削減する。加えて、社員の意識向上を目的に環境教育を拡充する。

 グリーン2倍では、バイオ燃料の研究や農業支援など環境関連の新規事業推進や、工場の緑化によって自然との共生を目指した企業活動を展開する。各地域や事業所では、環境をテーマにした社会貢献活動やイベントで社員の行動を促し、環境に配慮したコミュニティーをつくる。デンソーはエコビジョン2025を通して環境への取り組みを広げる。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)
 

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