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環境ニュース[国内]

イオン、三重県などと林業後継者を育成する講座を開催、森林管理の研修を実施

自然環境 身近な自然の保全】 【掲載日】2016.06.29 【情報源】企業/2016.06.23 発表

 イオンは、林業の後継者を育成する「森びと養成講座『森つなぎプロジェクト2016』」を同町で10月から開催する。三重県や、同県大台町の旧宮川村で都市農山村交流を手掛けるNPO「みやがわ森選組(しんせんぐみ)」とともに、林業に興味がある人材を募り、森林管理への理解を深めるための研修を実施する。イオン店舗で啓発イベントも開く。

 森つなぎプロジェクトは、森林資源の持続的な利用を通じて森と暮らしを守ることを目的にする。企業と農山漁村を結び付けることで双方に利点をもたらす共生関係創出を目指す三重県の取り組みの一環で、イオンと三重県、みやがわ森選組が連携して2014年に始めた。イオンは森林資源を植える、育てる、生かす活動の1つとして推進している。

 今回が3回目となり、これまでの2回で23人の受講者があった。森林に関連する仕事に就いたり、森林ボランティアを始めたりするなど、実際に活動を始めた人も多い。今回は定員15人で全国の20〜40歳の男女を募集し、10月8日から2017年3月までの間に3回に分けて計18日間研修を行う。研修内容は「森ゼミ」5日、「森ワザ」8日、「森コミュ」5日となる。

 森ゼミは森林や林業、現場での安全管理の知識を学ぶ講習で、森ワザは山林での実践的な林業作業の研修となる。イオンの店舗での啓発イベントは今回新たに始め、習得技術を活用した製品づくりと併せ、森コミュとして受講者が顧客とのコミュニケーションを通じて森の魅力を伝える。応募は、みやがわ森選組が7月1日〜9月25日の期間、受け付ける。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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