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環境ニュース[国内]

大京、近鉄不動産と分譲した横浜市都筑区のマンションで生物多様性保全の催しを実施

自然環境 生物多様性】 【掲載日】2016.06.29 【情報源】企業/2016.06.23 発表

 大京が近鉄グループの近鉄不動産と開発・分譲した横浜市都筑区のマンション「ライオンズ港北ニュータウンローレルコート」で、管理組合が主体になって生物多様性保全の催し「ビオトープ(生物生息空間)・ふれあいの森生態系イベント」を5月14日に開いた。入居後初めての催しとなり、メダカの放流やグリーンカーテンに関する講座を行った。

 このマンションは地上7階、地下1階建てで221戸が入る。2015年8月に完成し、同月に入居が始まった。面積8614.82m2の敷地にはビオトープや遊歩道を設け、緑道には3700本の植栽を施した。駐車場の壁面や駐輪場の屋根を緑化し、緑化率を30%以上に高めた。生物多様性に配慮した施設に付与される「いきもの共生事業所認証」を取得している。

 イベントは、入居者がマンションの緑と水に愛着を持ち、自然を大切に育ててもらうことを目的にする。半数近い入居者が参加した。メダカの放流会はビオトープで実施し、池にメダカを放すとともに、生態系の説明を受けた。グリーンカーテンはつる性の植物で窓を覆って日差しを遮る仕組みとなり、講座では冷房代節約のポイントを紹介した。

 同マンションでは管理組合に「ビオトープ担当理事」を専任し、専門家による植栽とビオトープの環境調査、協働巡回に同行してもらう。併せて、翌年以降の植栽維持管理を任せる。入居者からも参加希望者を募る。環境への関心が高い入居者が多いといい、今後メダカ・ヌマエビなどの放流会や、草取り・清掃活動など各種の環境イベントを企画する。

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