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環境ニュース[国内]

三菱地所ホーム、全館空調付きでゼロエネルギー実現住宅のモデルハウスを開設

エネルギー】 【掲載日】2016.07.07 【情報源】企業/2016.07.01 発表

 三菱地所ホームは、全館空調付きで快適な空気環境を維持しながらゼロエネルギーを実現する住宅「WIZE-H(ワイズエイチ)」のモデルハウスを7月2日に開設した。同社は三菱地所の100%子会社で、注文住宅などを手掛けている。東京・世田谷の住宅展示場「ハウジングプラザ瀬田」に設けた。最新の環境機器を活用して環境に配慮する暮らしを提案する。

 ワイズエイチは三菱地所ホームの全館空調システム「エアロテック」を搭載し、各種機器でゼロエネルギー住宅を可能にする。エアロテックは1台の小型室内機で住宅全体をクリーンで快適な温度にする。太陽光発電システム、住宅エネルギー管理システム(HEMS)、電気と湯を同時につくる家庭用燃料電池「エネファーム」などを装備する。

 断熱性能が高く、夏涼しく冬暖かくする樹脂サッシも備える。さらに、電気自動車(EV)・プラグインハイブリッド車(PHV)から住宅に電力供給するV2H(ビークルツーホーム)システムを導入する。EV・PHVと太陽光発電、系統電力を同時に制御し、停電時にはEV・PHVと太陽光発電からの電力が家庭のコンセントで利用できるようになる。

 モデルハウスは2階建てで、163.13m2(49.34坪)の延べ床面積がある。ゼロエネルギー住宅の仕組みを映像で紹介するとともに、HEMSによる生活機器のエネルギー制御と停電時の対応模擬実演を行う。空調、給湯、照明、調理、蓄電、太陽光発電など最新の環境機器の展示と合わせて、全館空調付きのゼロエネルギー住宅が体感・確認できる。

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)
 

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