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環境ニュース[海外]

欧州環境庁、2014年にEUはアンモニアの国際排出基準を超過したと報告

【発表日】 2016.07.04 【情報源】 ドイツ 【大気環境 大気汚染

 欧州環境庁(EEA)は、長距離越境大気汚染物質条約(LRTAP)の下、EU排出インベントリ1990–2014年版報告書を公表した。それによると、アンモニア(NH3)の排出量は1990年以降減少傾向にはあるが、他の大気汚染物質と比較すると減少が遅く、2014年には一部のEU加盟国およびEU旧15カ国(EU-15)として、ヨーテボリ議定書で設定されたNH3排出の上限を超過したという。

 NH3排出は1990〜2014年に24%減少したが、2013〜2014年にEU28カ国(EU‑28)では0.9%増加した。EU-15の2014年のNH3排出は2010年上限値を0.2%超過した。EU-15が上限値を上回ったのはこれが初めて。2014年のEUのNH3排出増は、主にフランス、ドイツ、スペインでの増加に起因し、フィンランド、ドイツ、オランダ、スペインは、国別の上限も超過した。欧州におけるNH3排出の約94%は農業(肥料貯蔵、スラリー散布、窒素を含有する肥料の使用など)に由来している。

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