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環境ニュース[海外]

カナダ環境・気候変動省、炭素価格付けに関しカナダの企業との共同声明を発表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2016.08.01 【情報源】カナダ/2016.07.15 発表

 カナダ環境・気候変動省は、炭素価格制度リーダーシップ連合(CPLC)の新たなパートナーとなったカナダの企業と共に、炭素価格付け制度の導入に取り組むとする共同声明を発表した。CPLCは、炭素価格付け制度を、「炭素排出を大幅に削減しつつ、競争力を強化して雇用を創出し、技術革新を推進する市場メカニズム」として位置づけ、その利用を拡大することを目的とした自主的イニシアティブである。2014年に国連気候変動サミットで世界銀行によって起ち上げられ、2015年のパリ気候会議(COP21)で正式に発足した。CPLCは、データと経験に基づいて企業における炭素価格付け制度の開発と導入を支援し、炭素価格付けが事業および経済にとって有益であるという理解を深めるという。今回CPLCには、エア・カナダ、カナダセメント協会など様々な業種から24社が新たに加わった。共同声明では、炭素価格付けは炭素排出削減、技術革新への投資誘発、低炭素技術の導入に最も効果的な方法の1つであり、今回の新たなカナダ企業の参加は、環境に優しい成長と気候変動に関する汎カナダ枠組みへ向けた手段になるとしている。

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